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Nostalgic and cute traditional knitwear
懐かしくて新しい伝統のニット

冬になると着たくなるのは、暖かいニット。ニットは形や素材のバリエーションも豊富だけど、ついつい無地を選んでしまうという方も多いアイテム。ちょっとマンネリを感じている方は、今年の冬はぜひ柄物ニットに挑戦してみてください。
おすすめなのはノルディック柄。伝統的な可愛い柄をスタイリングに取り入れれば、いつもより可愛く温かい冬が過ごせるはず。素材は軽くて膨らみのある上質のフランス羊毛を使いながら、水洗いを施すことで表面に少し粗い表情が出るように仕上げを工夫したノルディックシリーズ。
ノルディックセーターの歴史
ノルディック柄は、スカンジナビア地方が起源です。もともとは漁師たちが着用していた実用的な衣服で、寒さから身を守るために厚手のウールで編まれていました。これらの柄は、当初、地域の自然や文化からインスピレーションを得ており、それぞれに独自の物語や意味が込められています。その伝統的なデザインが、モダンなファッションとして再認識され今では冬のスタイルに欠かせないアイテムになっています。
代表的な柄とその意味
スノーフレーク(雪の結晶):冬の象徴であり、豊穣や幸運を呼び込むとされています。
鹿やエルク(ヘラジカ):自然との調和や、力強さを表しています。
幾何学模様:コミュニティとの結びつきや家族の繁栄を象徴していることが多いです。
ツリー(木):自然との調和、成長、そして生命の継続を象徴しています。
波:海とのつながりや、流れる時間の表現です。
星:夜空の神秘や運命への信頼を意味しています。
繊細で美しい星柄のプルオーバー
ノルウェー北部に伝わる伝統的なダイヤに囲い込まれた星のパターンを生かしてアレンジしたノルディック柄のプルオーバー。
コンパクトなサイズ感が特徴でどんなボトムスとも相性抜群。襟元と袖口、裾のゆるりとした長めのリブがポイント。ほっこりしがちなノルディックニットを水洗いを施すことで少し粗い表情が出るように仕上げを研究しました。今年らしいショート丈でバランスが良く、ボトムスを選びません。カラーは、ブラックとイエローの2色展開。
花柄やハート柄を連想させるプルオーバー
ノルディック柄には、北欧の人々や北欧風という意味があります。花柄やハート、雪の結晶やトナカイ、もみの木などをモチーフとした図案や幾何学模様からは、北欧の歴史や伝統を感じます。大小さまざまな模様から好みのデザインを選べるのも楽しみのひとつ。
この柄は花とハートをイメージしたスウェーデンに伝わる伝統的なもの。絶妙な丈感でレイヤードもしやすい。現代的にアップデートされたノルディックセーターを着て、その柄一つ一つに込められた歴史や意味を思い浮かべファッションを通じて、北欧の文化や伝統に触れてみませんか?
幾何学模様のプルオーバー
ノスタルジックな幾何学柄を落とし込んだノルディック柄のカーディガンです。
幾何学柄の意味は、コミュニティとの結びつきや家族の繁栄。ヴィンテージのパターンを生かしてアレンジしたコンパクトなサイズ感が特徴で羽織でもボタンをとめてプルオーバーとして着ても可愛く、ワイドボトムスやスカートとの相性も抜群。
洗練されたデザインで派手になりすぎることなく、カジュアルなコーディネートに個性をプラスできる一枚です。
レトロな雰囲気漂うノルディックカーディガン
スウェーデンに伝わる伝統的な花柄やハート柄を連想させる入り組んだパターンをアレンジしたノルディックカーディガン。
シンプルになりがちな秋冬スタイルに取り入れたい。上品な配色デザインで大人レトロな着こなしを楽しめます。コンパクトで女性らしいシルエットもこだわりポイント。羽織でもボタンをとめてプルオーバーとしても。ワイドボトムスやスカート、革靴などと合わせてシックな雰囲気に、デニムパンツやカーゴパンツ、サイドラインパンツなどと合わせればトレンド感溢れるカジュアルスタイルに仕上がります。