暖かくて優しい肌触りのニット <Yak knit>

ヤクというニットを知ってますか?

ヤクの毛は14~20 ミクロンの細さ。一般的なウールの糸が20ミクロン以上であることを考えるとその細さが分かります。

軽くて温かくて極上の風合いが素晴らしいです。

保温性も NO.1で通気性も良く、繊維がとても細いので全くチクチクしない優しい肌触りも魅力です。 そんなヤクを詳しくご紹介します。

 

冬の身体を温めてくれるヤクの魅力を知る。 

「ヤク」って何?

「ヤク」の学術名は「ボス・グラニアンズ」といって、ウシ科の大型動物。
ヒマラヤ山脈等の標高3000m 以上の高地に生息しているため寒さに強い動物です。寒冷地で育ったヤクは厳しい環境にも耐えられるよう、柔らかい毛と硬い毛が組み合わさった体毛になっており高い保温性があります。
ウールになる羊の毛と言えば、バリカンで丸坊主に刈るイメージですが、ヤクの毛は全体から柔らかい部分だけをクシですき取るため、1頭からわずか100gしか採取できません。
ヤクの毛は14~17 ミクロンの細さとなっており、 一般的なウールの糸が20ミクロン以上であることを考えるとその細さが分かります。毛が細いゆえにきめ細やかな編み地となり、風を通しにくく暖かさを保ち、ちくちくと感じにくい優しい肌触りとなっているのです。

ヤクの良さとは?

しっとりとしたなめらかなヤクは、カシミヤに似たラグジュアリーな素材。

・高い保温性
何と言っても一番のメリットは保温性。パシュミナに匹敵するほどといわれることもあり、保温性がバツグンで蒸れにくいのもヤクの毛の大きな魅力。

・チクチクしない優しい肌触り
一般的なウールの糸より繊細できめ細やかな編み地となり、風を通しにくく、暖かさを保ち、”チクチクと感じにくい”優しい肌触り。
そのため、ウールアレルギーがある方でも着やすく、獣毛混ニットが苦手な方にもおすすめです。

・毛玉になりにくい
さらに、丈夫で摩擦に強く、毛玉になりにくいヤクの毛はカシミヤやアンゴラよりも冬に嬉しい素材。
・ニオイがつきにくい快適な着心地
ヤクの毛は汗を吸収し、外に蒸発させるため臭いがつきにくいことも大きなメリット。

・シワになりにくい
細く長い繊維は光沢があり、軽くて柔らかく弾力性が強いのでシワになりにくい特徴があります。


 

「ヤク」の自然な色合いとは? 

ヤクは染色をしなくても、元からの個体差によるカラーバリエーションがあります。白やベージュ、モカ、 栗毛、グレー、黒などです。この上に染色を施したものもありますが、天然の色合いもまた優しくて素敵です。

「ヤク」ニットのお手入れ方法

動物性繊維は元々汚れが付きにくいという特徴がありますが、それでも洗わずにいれば虫食いの原因になったり、シミやニオイ、カビなどのトラブルにも遭遇します。

着用した後には必ずブラシをかけ、1 日以上陰干しをしましょう。基本的には家庭での洗濯は避け、ドライクリーニングをお勧めします。もしくは水で手洗い、あるいは洗濯機の手洗いモードでお洗濯も可能です。 洗剤はウール用洗剤をおすすめします。

上手にお手入れをすれば10 年以上愛用できる丈夫なニットです。

 

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