TICCA 金沢日和 Part6
東名阪からアクセスしやすく、
風情ある街並みや文化があふれる金沢。
金沢日和では、TICCA がセレクトしたおすすめの名所・観光地をご紹介します。
さて今回は、金沢の発酵食にまつわるおすすめの観光地をご案内いたします。
「発酵の聖地」で発酵食美人に!
食いしん坊・呑んべえにはたまらない街、金沢。新鮮な海産物や伝統的な「加賀野菜」、そして美味しいお米と水が生み出す日本酒など、美味しいものがたくさんあるのも魅力。 そんな金沢、実は「発酵食品の聖地」でもあります。
今回ご紹介するには、大野町にあるヤマト糀パーク。
ヤマト糀パーク
金沢駅から車で15 分。金沢大野にあるヤマト糀パークは、明治44 年(1911) 創業のヤマト醤油味噌株式会社がオープンした様々な体験を通して糀の魅力を伝える体験型製造販売所。
豊かな水源があることや、かつては北前船で運ばれてきた大豆、能登の塩などを使って、江戸時代から醤油の醸造が盛んに行われていました。その金沢大野に、醤油や味噌の伝統的なイメージとはまた違った、「糀パーク」「発酵食美人食堂」なるものがあると聞き行ってみることに!
パーク内では、発酵食品を「見る・作る」、「食べる」、「買う」体験ができ、1日で発酵食文化を楽しむことができます。
醤油・味噌の製造工程や糀由来の発酵食品の魅力を楽しみながら学べる糀ツアーも開催しており、お肌がすべすべになる糀手湯体験もあるそうです。
>>公式サイトはこちら
1.シンボルの煙突
金沢駅から車で15 分ほどの金沢港の近くにあり、昔ながらの 醤油蔵の町並みを残す大野地区。その中でもひときわ存在感を放つ煙突が!
今はえんとつとしては使用されていませんが、どこか懐かしさも感じるヤマト醤油味噌のシンボルに。
2.風情溢れる街並み
一歩足を踏み入れると、茶屋街などとはまた違った、造り手の息遣いを残す風景が。風情溢れる街並みをそのままに。
3.食の体験
蔵に併設した各施設で食の体験ができます。
・「キッチンスタジオ」
糀料理教室を開催しています。
・「発酵食美人食堂」
季節の糀料理ともちもち食感が人気の寝かせ玄米など発酵パワーで旬をいただく発酵食美人ランチを提供しています。
・「テイクアウトコーナー」
大人気の「醤油ソフトクリーム」のほか玄米餅や季節のさつま揚げなどを提供 しておりおすすめです。
・「金沢チーズケーキ専門店 こめトはな」
発酵食のチーズと糀を掛け合わせたチーズケーキ専門店。小麦粉のかわりに糀パウダーを使用し発酵のプロが手掛ける絶品のチーズケーキです。豊かなコクが感じられる新感覚のスイーツを味わえます。
・「ひしほ蔵」
蔵元おすすめの醤油や味噌をはじめ、甘酒や糀の発酵食品などが購入できます。
4.糀体験「糀蔵」
どーんと大きな木桶が鎮座する「糀蔵」は「見て、感じて、 楽しめる」をテーマに作られた施設。ヤマト味噌醤油の歴 史やその製造工程を知ることができるパネル展示や、土日 はガイド付きツアーも実施しているそう。中には、ツアー に参加すると体験できる糀のハンドバス(手湯)も!
5.熟成味噌
熟成するほどに変化する味噌の、色や香りを実際に見て体験できます。時間が経つほど色が濃くなり、香りも凝縮されたような濃厚なものに。 色が濃くなると、味噌に含まれる強力な抗酸化成分のメラノイジンも増え、アンチエイジング効果も期待できるのだとか。
6.創業の小路
大野川の河口にある「創業の小径」は、初代・山本藤松が帆船を使い、ここから 北海道まで行き来した、ヤマト醤油味噌の原点となる場所。ここから、現在まで 続く味噌や醤油の文化が受け継がれていると思うと、感慨深いものがあります。
7.製造工場
実際に使用されている製造工場も見学することができます。
【ヤマト醤油味噌「ヤマト 糀パーク」の基本情報】
住所:石川県金沢市大野町4丁目イ170番地(本店「ひしほ蔵」)
>>Google map
電話番号:076-268-5289
アクセス:車の場合 JR金沢駅から約15分程
北鉄バスの場合 バス停「大野」又は「大野港」下車徒歩3分
ヤマト糀パーク周辺は、各社の醤油蔵が建ち並ぶ港町のノスタルジックな雰囲気がたまりません。
付近ではレンタルサイクルサービスの利用もできるそうなので自転車旅もおすすめです。
ぜひ素敵な金沢日和の参考にされてはいかがでしょうか。
そして、お近くへお越しの際は、
ぜひTICCA金沢店へお立ち寄りくださいませ。
>>SHOP INFO
【Archive】
TICCA金沢日和 Part0(金沢店へのアクセス)
TICCA金沢日和Part1(名所・観光地)
TICCA金沢日和Part2(図書館)
TICCA金沢日和Part3(グルメ編)
TICCA金沢日和Part4(名所・観光地)